一戸建て査定を検討している方が知っておくべきこと

居住用のマンション・一戸建ては《取引事例比較法》で査定をします。

立地、建物などの条件が近い事例を収集し、時点補正および事情補正を付け加えて査定する方法です。

 

これだけ聞くと簡単そうに聞こえてきますが、一戸建て査定は単純な事例の比較だけでは適切な査定は出来ませんので、自分自身で予備知識を身につけておかなければいけません。

 

そこで、今回は一戸建て売却に必要な6つの予備知識をご紹介していきたいと思います。

 

4.土地の形状

市場に流通している土地には様々な形状があり、形状によって金額が大きく異なります。

仮に、立地条件・建築可能面積などの諸条件が全て同じ物件が以下3つ並んでいたと仮定して下さい。

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この中で最も高額となるのが整形地、不整形地と旗竿地は当然金額が安くなります。

国税庁のHPでも不整形地の財産評価の方法は明記されています。

(これは財産評価の計算方法なので計算方法を正確に理解する必要はありません)

 

5.駐車場の有無

全てではありませんが、大多数の一戸建てには駐車場が付設されており、無料で利用することができます。

機械式駐車場でないので駐車可能な車種が多く、これを目的に一戸建て購入を検討する方も多くいます。

 この事から、駐車場無しの物件は購入検討する方が少なくなる可能性が高くなるので、同じ土地面積、建物面積であっても価格が安くなる可能性が高くなります。

 

6.隣地、道路の境界確認

一戸建て取引でしばしば問題になるのが『境界トラブル』です。

所有している土地を特定するために必要不可欠なもので、境界が確定していると「ここからここまでが所有している土地です」と第3者に対し対抗することができるようになります。

付け加え、境界確定が未了だと正確な土地の計測ができないので、土地面積を確定させることもできません。

登記簿謄本記載の土地面積と実際の土地面積に差異が生じてることはよくあることなので、この点にも注意が必要です。

 

売却査定にも影響が出る可能性がありますので、以下の2点を売却査定前に確認しておきましょう。

・全てのポイントに境界標(杭)が設置されているか?

・第3者に継承可能な境界立ち合い確認書があるか?

 

 

 

長くなりましたが、知っておいて頂きたい予備知識はあと3つあります。

↓ 良ければ詳細も確認してみて下さい ↓

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