不動産価格にまつわる“噂”を検証してみる
不動産価格の推移は多くの方が関心を示す話題です。
高額な商品のため多くの方が不動産価格に関心を持っており、住宅評論家やエコノミストなどがメディアを通じて多くの私見を展開しています。
震災
「人気エリアは湾岸から武蔵野」
生産緑地法の改正(2020年問題)
「練馬区、世田谷区の不動産価格下落」
「不動産を買うなら2020年以降」
何かが起こるたびに不動産価格の動向について多くの議論がされてきており、不動産価格の動向については多くの有識者(?)の方が暗い先行きを予言しています。
ここ最近でも気になる記事がいくつもあったので、気になった記事を個人的に検証していくことにしました。
噂その1
「このままいくと、中古の不動産価格は現在の2割、下手をすれば3割ほど下落する可能性があります」
5月、住宅評論家の方がメディアにて発言されていたコメントです。
単純に、6000万円で販売されている中古マンション、中古一戸建ては、4800万円~4200万円にまで価格が下落する可能性がある。
不動産売却を検討している方、不動産購入を検討し方、どちらにとっても関心高い内容のコメントです。
価格動向ということで数か月間に渡って検証していく必要がありますから、近々で結論をお伝えすることはできません。
ただ、 エリア別、沿線別に分類して、成約・価格改定状況は毎月まとめていくので大まかな価格動向については毎月報告することができるのではないかと思います。
現段階での疑問
なぜ『中古の不動産』に限定しているのか?
今回の記事では、不動産価格の下落は『中古不動産に限った現象』のように説明されています。
新築物件であれば、マンション・一戸建て問わずの価格は下がらないという内容になっているので個人的に強く印象に残っているコメントです。
記事を一通り確認しましたが中古不動産に限定する根拠などは示されていませんでした。
他にも気になる記事が出てくると思うので、検証記事を増やしていく予定です。
↓ 先月までの価格動向もまとめてあるので興味のある方は ↓